エアフロセンサー取り付け
写真・コメント提供:エヌエフさん
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エアフロセンサー取り付け
■ご注意■ この作業は、自己責任での改造になります。作業を推薦する物ではありません。
また、この作業に関する一切の責任は負いかねますのでご注意下さい。

キャラバンを購入して早2年半、キャラバンで行こうを見始めて二ヵ月少々、当初からキャラバンのパワー不足に不満を持っていながらも、それを解決できずにいた……。
そんな折、掲示板や他の人のサイトでE50エルグランドのECUでパワーアップするとの情報を入手!早速部品を手配し、装着すると…、エンジン始動後警告灯が点滅してるじゃああ〜りませんか!ΣΣ( ̄□ ̄;)!!
とりあえず周りを一周してみるが、パワーアップとは程遠い状態……。中古パーツ屋で換金しようとするも、「純正コンピューターは引き取れない」との事。(−_−メ)
購入先に返すわけにもいかないので、しばらく荷室の肥やしに…。
しばらくして、車検の見積もりのためディーラーで相談しているときに、ECUの事を思い出し、診断をかけてもらうと、「エアフロの入力がない」との事。
それにより今回の『エアフロ取り付け作業』にいたりました。
構想約4ヵ月。作業時間約3時間でした。

エアフロ取付けしたので、その風景を送ります。

用意したものは、
エアフロ
エアクリーナーボックス
E50ECU
汎用シールドアース
エアダクト
ホースバンド
解体屋で見つけてきたZ33のエアフロコネクター
その他ショートパーツ
です。
ダクト外してみて、エアクリーナーボックス取付けボルト外してみました。
邪魔なので、燃料フィルターも外しました。
エアクリーナーボックス外す前に余談ですが、
ボックス脇にこんなダクト(?)発見しました。
穴が一つしか開いてないし〜…。
なんに使うんでしょ?
ここについてます。
う〜ん。謎だ( ̄^ ̄)
そうこうしてるうちに…。
ハイ!交換しちゃいました〜(^^)v
もちろんエアクリーナーも入れ替え済みで〜す!
最近エアブローして掃除したけど、汚れてるんで交換しなくちゃね…。
エアフロをあててみました。
こんだけしかスキマないけど、ダクトつくの(?_?)
大丈夫かなぁ?
ビニールテープ巻くだけでいいかな?
いやいや、それじゃぁマズイよな…。
ダクトカットするしかないかな?
でも、吸気もれしちゃうかも…。
数分固まりました。
余談です。
エアフロ取付けボルトを締め込んでいったら「ボキッ!」と折ってしまいました(爆)
なんかぁ、三本締めおわって四本目を締めているとき、「あれ〜、なかなか締まらないなぁ」なんて思いながらラチェットで締めていたら突然「ボキッ!」と…(涙)
急遽、近くのホームセンターに買いに行きました。
原因は、エアフロ取付け面にOリングが入ってて、それが正規の溝から外れていたため、ボルトを締めても、Oリングがつぶれるだけでなかなか締まらなかったようです。
原因が分かり、Oリングをはめようとしたら、なかなかはまらず一回エアフロを外して、Oリングを接着剤で点付けしてからはめなおしました。
さてさて、ここからがちょっと難しいところ。
KG-VWE25の場合、もともとエアフロの配線が来てないため、一から引かなければなりません。
E25とE50の配線図をコピーしてもらい、比較したところ、決定的な違いはもちろんエアフロの信号線が来てないところ。よく見るとわかりますが、写真の32番端子(だったかな?)が、空き端子になってます。
そこに信号線を接続し、電源、アース、吸気温センサー信号を入力すれば良いわけですな。
実は、今回のエアフロ取付け作業の一週間前に時間があったので先に空き端子のところに追加してたんです(爆)
上に一本だけ出てるオレンジの線です。
あとは、エアフロから出てる5本の線をチョチョイとつなげるだけ…。
以下はメールにて教えてもらった文の引用です。

『吸入温センサ&エアフロASSYは5芯線。
ロックピンを上側にして、左から1.2.3.4.5(6番目は空き)。

1.4がセンサーアース。ECUの50番へ。
2は吸入温。ECUの36番へ。
3がおまちかねのエアフロ信号、ECUの35番へ。
5はセンサー電源。ECUの61番と56番へ。』

ただし、センサー電源については、教えてもらった端子にはキーオンで12∨来てないため、ECU隣のリレーより拝借しました。
ECUコネクターカバーをはずすとこんなカンジになってます。
ちなみに、配線図は、コネクターを差し込み側から見た図です。なので、写真に写ってる側から見ると端子の配列と色が逆に見えます。実際、作業当日勘違いして、すこし悩みました。
エアフロに配線をつなげてる途中です。
エーモンの割り込みコネクターを使ってます。しかし、あとで聞いた情報ですが、エーモンの割り込みコネクターは接触不良が起こりやすいとの事です。
ETCや、その他のものもエーモン製を使ってますが、今のところ異常はありません。
スリーエムの割り込みコネクターがいいらしいので、今度見かけたらまとめ買いしとく予定です。
シールドアースの片方をボディーアースに固定するため圧着端子を使います。
シールドアースを使わないとエアフロの信号にノイズが乗るため、他の電子機器が誤作動する可能性があります。純正では対策してあります。
圧着端子は、運転席下のエンジンフードに固定するため穴径8ミリ程度のものを使いました。
すべてを固定して、今まで使えなかったE50ディーゼルターボ用ECUを装着!
写真ではエアフロが横向きについてますが、正しくは地面に垂直に付けます。理由は後述します。
装着完了後エンジン始動!
エンジンは普通にかかりましたが、それまではドキドキもんでした。
始動後今まではエンジン警告灯が点滅していたのがちゃんと消えている!これはイケる!
早速走行テスト!
ん?あれ?んん〜?
パワーアップして………ない?
ええ〜〜〜〜!?(涙)

出足がやたら遅い!
3000回転越えるまでが、いくら踏ん付けても吹け上がりがチョ〜鈍い!
ブーストをあげると高回転はパワーアップしたものの、低速から中速は変わらず。これじゃあパワーアップとは言えまへん!( ̄^ ̄)
翌日は関東オフだったため、色々話を聞いたところ、前述のエアフロの取り付け方向の違いが発覚!
早速向きをかえて再び走行テスト!
オオ!違う!
発進の一瞬のもたつきはあるものの、それを感じさせない加速!
大成功!!!
エアフロは吸気温センサー一体式なので、今まで使っていた純正センサーは使わないためコネクターそのまま。

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